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2007年1月19日 (金)

「温故知新」解説ページ

今週も「論語」の中から孔子のことば、その中から「知」に関する箴言(しんげん。いましめのことば)について考えてみたく、記事にしました。

タイトルをご覧になられて、「お馴染みの言葉で、見るべきも無い!」と、おっしゃらず、週末までお待ちいただき、ご愛読をお願いします。

それでは早速、週末記事の予告編として書籍と語句の簡単な紹介をご披露申し上げます。

先ずは書籍の紹介です。
●『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫詳しくはこちら
「まえがき」にこの書物は全部、吉川幸次郎氏の口述を、尾崎雄二郎氏が筆記したものであること。吉川氏が平生たくわえてきた知識と思考のうち、これだけは若い友人たちに知っておいてもらいたいと思うことを、力をこめて語ったことが反映されていること。

「あとがき」には9年200回にわたる口述筆記によりこの本が完成したこと。その間、尾崎氏が吉川氏の持つ「論語」の言語と思想についての説を、質問と、たまには無言で吉川氏の顔を見つめることによって効果的に引き出し、完成した裏話も紹介されている。

上・中・下巻と3冊に分かれているのですが、上巻のみでも若い人をはじめ、全ての人に読んでいただきたい書籍です。

続いて語句の説明です。
●「為政篇」
開巻第一の「学而篇」(がくじへん。学びて時に之を習うで始まる篇)に続く、2番目の篇で「子曰、為政以徳」(子曰く、政を為すに徳を以ってすれば)と、始まる篇。
道徳による政治が、いかに優れているかを、北辰(ほくしん)、北極星の比喩(ひゆ)により説いたもので、始めの2字「為政」をつまんで篇名としているが、政治についての話だけではなく「温故知新」もこの篇に収められている。

●左伝
書名。30巻。「春秋左氏伝」(しゅんじゅうさしでん)の略。「春秋」の注釈書で、左丘明(さきゅうめい。孔子と同時代、またはそれ以前の人の著と伝えられるが、種々の疑問がある。

●後漢
前漢(ぜんかん)の景帝(けいてい)の子孫にあたる劉秀(りゅうしゅう)が王莽(おうもう)を滅ぼして建てた国。献帝(けんてい)まで12代、196年(西暦25年~220年)続き、洛陽(らくよう)に都をおいた。

●王充(おうじゅう)
西暦27年~90年?の後漢の思想家。字(あざな)は仲任(ちゅうじん)。会稽(かいけい)上虞(じょうぐ)の人。反俗精神の持ち主で、伝統的学説を批判して、「論衡」(ろんこう)百余編(筆者注:中国思想 宇野哲人(著) 講談社学術文庫では85篇になっている)を著わした。命(めい)や気(き)の考察には、唯物(ゆいぶつ)主義的なところがあって興味深い。

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