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2007年4月19日 (木)

「芸に游ぶ」解説ページ

070416画像は刺巻の水芭蕉です。

元気ですか。
秋田にも春がやってきました。
昨日、田沢湖周辺を散策してきました。春を告げる水芭蕉が咲き春気分に成りました。

というメッセージとともに秋田の友人から送っていただきました。

さて、「志」というキーワードで論語の中から、「1つだけ紹介せよ!」といわれれば少し教条的ですが、述而篇(じゅつじへん)にある、
「子曰わく、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ」。という一章でしょうか。

この解説を『論語上』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫から引用しながらお届けしますと、

目指し志すものは大きな「道」であるが、先ず拠りどころとするのは、自己の上に顕現し獲得された「徳」である。
また依りそうものは「仁」、すなわち人間愛、それを最も身近なものとして依りそい、そうして「芸に游ぶ」。人間への愛情によりそいつつ、そうした教養の中にあそんで、人格の幅を広げる。

というものですが、もう少し詳細にと希望される方のために、

●「道」と「徳」という言葉は古典にはよく出てくるのですが、
宇宙の法則、またその1部分としての人間の法則が、万物(全てのもの)に普遍(共通)して存在すると意識したときに、それを「道」といい、そうした法則が、何か1つのものの上に顕現したものが「徳」であると、私は理解している。
と同書の解説にはあるのですが、何のことかサッパリ!?と、お思いかと。

それで、新字源で「道」を検索すると「宇宙の根本原理」とあり、同様に「徳」については、「万物を生長させる自然の力」と、いう意味と、「人格者の立派な行い。人間としての価値ある行い」という意味も併記されていました。

因みに、「道徳」という熟語の意味は「人の踏み行うべき正しい道。道義(人の守るべき道)」とありました。

また新明解国語辞典には「道」とは、「時世の推移、身分の高下にかかわらず、それを踏みはずすと反社会的行為として指弾を受ける、行動の基準」と記載されていました。

●「芸に游ぶ」、芸とは教養であり、礼・楽(音楽)・射(弓術)・御(馬術)・書・数の6つが、六芸(りくげい)の名のもとに、最も重要な教養であると意識されたようです。
また、「游ぶ」とは元来は「およぐ」という意味ですが、転じて「游(あそ)ぶ」と訓ぜられるのは、自由な気持ちで、その中に身をゆだねるという意味です。

<「志」解説ページ ここだけの話>
「志」について自分自身の中では、より具体的で分かり易い章、いわゆる下論の始まりといわれる「先進篇」にある孔子の質問と各々の弟子の応え、また、それに対する孔子の見解を語った1章が好みです。そして、これは孔子の豊かで温かい性格を示すものとして、大変有名な章であるともいわれています。

それは、「如(も)し或(ある)いは爾(なんじ)を知らば、則(すなわ)ち何を以ってせん也(や)」(もし仮に、君たちが世間から認められたとしたら、どんなことをやりたいか?)という70歳頃の孔子とその弟子との問答、
すなわち子路(しろ)61歳、曽晳(そうせき)もほぼ同年代、冉有(ぜんゆう)41歳、公西華(こうせいか)28歳という老若取り混ぜた弟子が孔子を取り囲んで座っていた場面、そのときの会話と、その後に曽晳(そうせき)の問いに対する孔子の見解が収められた章です。

でも、この章が少し長いので今回は紹介を断念しました。

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コメント

志を見ると、中学校の校訓を思い出します。
大志・大労・大和
夢(希望)を持ち、努力(労働)し、平和(仲良く)と解釈しています。
人生思うようには行かないけど、いつも校訓は心に秘めて生活をしています。

繁ちゃん、素晴らしい!!!
また、負けた!?

すっかり忘れていました。
中学校を卒業して45年になるのですねぇ~。

今度の信州旅行は、「大志を抱いて、大労を重ね、大和(大いなる和らぎ)」を得た同級生の集いですね。

楽しく思い出の多い旅になりそうですね。

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