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2007年5月31日 (木)

「敏行」解説ページ

500705305070526画像は、行く先々で撮影した写真をいつも送ってくれる彼、秋田の友達からのプレゼントです。

「元気ですか。
そちらは初夏の陽気だそうですが、此方はまだ肌寒く、朝夕はストーブに頼ってます。

先日、山野草展に行って来ました。
心が「ホッ」とする写真が有りますので添付します。

コアニチドリは、秋田にある小阿仁川、その上流の山林で発見されたので、その地名を冠して命名されました。
可憐な野の花です。

阿仁と言えば阿仁マタギ(熊の猟師)、天然秋田杉(300年以上)、森吉山(高山植物、神秘な渓谷、滝)、日本の滝百選、安の滝詳しくはこちらのサイトを等があり自然を堪能できます。」

「近況」と題して、上のことばとともに送っていただきました。

さて、「敏行」。
聞き覚えのある名前ですね!?
そうです、西田敏行。
こんな名前の俳優さんがいらっしゃいますよね。

そして、嘗(かつ)て、私が結婚式の祝辞に、「六十化す」という言葉をお送りした新郎もたしか敏行。

この方たちは、どのような由来で「敏行」という名前をつけられたのでしょうか?
そこで、例によって、「角川新字源」を検索してみました。

● 【敏行】びんこう
①行いを敏速にする。〔論・里仁〕「君子欲訥於言而敏於行」
②つとめて行う。〔漢・東方朔伝〕「日夜孳孳敏行而不敢怠」

そのように表記されていました。
それで、今週は「敏行」についての気づきと体験記事を書いてみよう!?と考えました。

でも、本当は、これ、この気づきは、いつも画像を送ってくれる同級生、

今は秋田の住人となった彼が、前出の言葉に画像を添付して送ってくれたから気づいたこと。

そうなんです。
彼との会話、メールにて言葉を交わすことにより、私の中に気づき、オートクライン(自ら気付く)が起こったのです。

その彼の名前が、「○敏」。
「敏」の字がつく。

それで、「敏」という字に興味をおぼえ、「角川新字源」を検索してみた。

【敏】なりたち:形声。旧字は、攵と、音符毎(バイ)→ビン(つとめる意→勉(ベン))とから成り、しいてつとめさせる、転じて、はやい意を表わす。常用漢字は省略形による。

意味:①つとめる。②つつしむ。③とし。はやい。すばやい。④さとい(さとし)。かしこい。さとりがはやい。「鋭敏」。⑤つまびらか。⑥足の親指。

それで納得!!
彼は、体が大きいのに素早かった。
だから、中学・高校時代にはゴールキーパーとして活躍した。

そんな知識を得た「敏」、「敏行」について、その気づきと体験を週末に披露します。

その前に、前出の章を『論語上』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫の「里仁篇」から引用して、読み下し文とその意味をお伝えします。

(し)(い)わく、君子(くんし)は言(げん)に訥(とつ)にして、行(こう)に敏(びん)ならんことを欲(ほっ)

訥は遅鈍なりと注せられている。紳士は、訥弁であってもよい、むしろ実践に勇敢であれ。

同書には、こんな短い解説と意味が記載されているだけであった。
それで、これは「角川新字源」にある【敏行】の②の意味「つとめて行う。」ということか?と思った。

しかし、言葉と行動の間には、深くて広い溝があり、気づいたり、思ったこと、言ったことを素早く、機敏に実行する事は容易ではない。「行いを敏速にする。」には、知識と経験、やる気と勇気、それに決断力が要る!?

それで「実践に勇敢(勇ましくて、思いきってする)であれ。」か!?と思ったのですが、如何でしょうか?

<「敏行」解説ページ 附録>
吉川幸次郎氏の解説のみでは、「敏行」ということについてスッキリ感を味わうことができなかった。それで、他の書籍を開いてみた。

先ずは、安岡正篤翁の講和録、『論語の活学』 プレジデント社からの引用です。

あまり口がまわると、どうしても佞(ねい)(ことばたくみ)になるから、言葉は訥(とつ)がよい。しかし実行・行動はきびきびと敏(びん)でなければならぬ。孔子はその「敏」ということを重んじて、特に実行、行動に於て敏でなければならぬと力説された。

また、『論語現代に生きる中国の知恵』 講談社現代新書では、貝塚茂樹氏がこの章について次のように注釈している。

君子、つまり、学問に志すものは、ことばは雄弁である必要はない。ただ、ひじょうに能動的に行動しなければならない。これは理論よりは実践をたいせつにした孔子の立場をよく示しています。

これらの解説からは、孔子の考えとコーチングの考え、その目的は同じである!?つまり、「行動」するための学問であると思った

これは余談ですが、敏に糸をつけると、それは「繁」。
では、その【繁】の「なりたち」とその意味は?と思い、「角川新字源」で検索してみました。、

すると、蕃(ばん)「しげる」意に用いていたものが、のちに誤って繁の字に変わった、という「なりたち」の後に、「多い。さかんである。多くなる。さかんになる」などの意味が表記されていました。

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コメント

今回は大変読みやすいく、柔らかな文章でした。
秋田の事がサイトで全部分かります。其方の方が秋田事典に成りそうです。改めて秋田の良さを確認しています。
ヤフー、グーでも「六十化す」ですぐ検索できました。

繁ちゃん コメントありがとう。
そして記事への承認と私への承認も!

早速、「敏行」の実践ですね。
相変わらずの「すばやい行動」にはいつも敬服!です。

お蔭で、視点が少しずつ変わり、楽しみが増えてきつつあることにも気づきました。

そして、繁ちゃんのエネルギーの源は、「いますぐにやる!」、「敏行する!」。そこにある!と思いました。

これは、繁ちゃんの強みですね。

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