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2008年10月21日 (火)

「吾憂」解説ページ

Dakikaerikeikoku08101301 画像は秋田の友人からのプレゼントで、
抱き返り渓谷です。               

 さて、吾が憂いは、

□電車の後部座席から吾が座席を叩く他人の子どもに「やめてくれ」と言えないこと。
□愛娘に「いま何を考えている、どう思っている?」という問いかけができないこと。
□会話中に「ちょっと質問していいですか?」と、相手に問いかけること。
□「コーチングとは何?」と、聞かれたとき、コーチングについて説明をすること。
□とある機関に出かけて、相談員に業務相談をすること。
□愚妻に「いつもありがとう」という一言がいえないこと。
□愛娘に「大切に思っている。かけがえのない存在だ。だから心配だ」という一言がいえないこと。
□「何か質問ありますか?」と聞かれ、挙手をして、自分の疑問・質問を大勢の前で言えないこと。
□友人から「今夜飲みに行こう」と誘われて「ノー」と言えないこと。
□どう見ても、応援が必要な状態なのに、上司や先輩・同僚に「助けて」の一言が言えないこと。
□悪習をやめたい!と、思いながらいまだに続けていること。
□これをやりたい、あれをしたい!と思いながら「そのうち、そのうち」と先送りしてやらないこと。

 この「吾が憂い」に関するアセスメントの中に、
あなたが思い当たる憂いは幾つありましたか。

 では、その原因は何です?

 えっ、
おまえ自身はどう思う?
ですかー。

 はい、私は、……と、いう話は後に譲ることにして、
三聖の1人といわれる孔子に聞いて見ましょう!

 早速、、『論語上』 吉川幸次郎(著)  中国古典選3 朝日文庫 の「述而第七」から音読(漢文)を割愛し、訓読(読下し文)とその現代訳、ならびに吉川博士の解説を、引用を主に、読みやすく、わかりやすい形に加工を施してお届けします。

 まずは訓読、すなわち読下し文です。

(し)(いわ)く、
(とく)の脩(おさ)まらざる、
(がく)の講(こう)ぜざる、
(ぎ)を聞(き)きて徙(うつ)る能(あた)わざる、
不善(ふぜん)を改(あらた)むる能(あた)わざる、
(これ)(わ)が憂(うれ)い也(なり)

 次に、その現代訳です。

徳の修養を怠ること、
学問の勉強を怠ること、
(ただ)しいことを耳にしながら、そのただしさへわが身をもってゆけないこと、
(よ)からぬことと気づきながら改められないこと、
この四つが私の心配である。

 続いて、吉川博士の解説です。

朱子がいずれも、孔子自身の行動についての憂いであったとするのに、徂徠は反対して、門人の行動についての心配であったとするが、普通には朱子のように、自らの憂いとして読んでおり、またその方がおだやかであろう。

 んっ、
その原因が記載されていない!
困ったー。

 では、では、と「角川新字源」を検索してみるが、この条に該当する熟語にも遭遇できない。

 では、と、『論語現代に生きる中国の知恵』 貝塚茂樹(著) 講談社現代新書を見た。
そこに記載されていたこの条の解説を要約すると、次のようになる。

・自分の徳を磨くこと
・学んだ知識を見識や知恵に変えること
・不善を改め、義を行う、すなわち自己改革をすること
これらの実践がいちばん難しいことだと、孔子自身が思っていた。

 なるほど!
(か)の孔子にして至難のことが4つもあったのであれば、我ら凡人に致しかねることが10や20あっても、何の不思議もない。

 では、冒頭のアセスメントを貝塚博士の解説のように次の3つの枠に収めるとどのようになるか。

1.自分に人徳がないが故に能わざる憂い
2.自分に知識や知恵、見識がないが故の憂い
3.意志薄弱、その他の理由による未完了と妥協に関する憂い。

 まずは、
と、収束に向ったものの、残念!
この続きは、後日お届けします。

 では、あなたにお聞きします。

冒頭のアセスメントを要因別に分類すると、どんな理由(原因)が、いくつありましたか?

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