三軍(さんぐん)
画像は秋田の友人からのプレゼントです。
さて、のっけから恐縮ですが、あなたにおうかがいします。
「『政府に尋問の筋これあり』の心境だ。」
と、辞表提出後に記者団の質問に答えた某大臣の辞任(更迭)劇は
・三軍(さんぐん)も帥(すい)を奪(うば)う可(べ)き也(なり)。
つまり、政府に敵対した大軍の総大将、総務相が奪われた(閣内から姿を消した)と考えるか、それとも、
・匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を奪う可からざる也。
身分のいやしい男でも(政界のサラブレッドと揶揄されるご仁であり、匹夫ならぬ貴族と称すべき方ではあるが…)その志が固ければ、他人がそれをかえさせることはできない。〔論語・子罕篇第九〕
この2つのどちらだと、あなたはお考えですか?
えっ、
天子ならぬ首相が、自らはエリート、貴族と自負しているが、
単に周りの声・圧力に抗しきれなかった、
吾が身の保身に走った!
ただそれだけの話?
えぇっ、
いまの政治家に「志」などというものはない!
政治家にあるのはしたたかな計算、すなわち打算だけだ !!!
ですかー。
なんと厳しい~(笑)
蛇足ながら、記事の投稿日によく論語の一説を引用する事態が発生する!といえば聞えはいいが、これは、単なる偶然であり、それが強く印象に残っているだけのこと、その確率は数%以内なのであるが(笑)。
とはいえ、「論語をみると、われわれが日常遭遇する現象や問題がことごとく原理的に説明されている」と安岡正篤翁は述べてておられる(『論語の活学』)。
それで?先日の解説記事(木曜日)には、とある地方紙の一面コラム
「三軍も帥を奪うべし、匹夫(ひっぷ)も志を奪うべからず」は論語の言葉。
大軍を率いる武将は相手の地位や権力を奪えても、志までは奪えない。
そんな意味で、心の自由を束縛できないたとえだ。云々、
という内容と、その2日後の同紙の一面コラム
「三軍も帥を奪うべし、匹夫も志を奪うべからず」の前半部分を勘違いしていた。
大軍を統率する武将の権力でも奪われることがあるとの意味だった。
読者から指摘をいただいた。
批判やチェックは時代を築く要だ。
民衆の志が権力を是とすることもあれば、三くだり半を突きつける場合もある。云々と。
こんな言葉で体面・体裁を繕おうとした?
そんな地方紙のコラムを見て、おぉー、やっぱり!
「古典に関心のあるのは我々世代まで」という話を、つい先日、同級生としていたのがとうとう現実になったかという印象とともに、
んんっ、
「読者から指摘をいただいた」?
その読者とは、
1.匹夫、つまり何の面識も知名度もない、一読者?
2.貴族、つまり一般的に知識人、著名人と称される一部の読者(識者)?
3.元同僚・上司(同新聞社を退職した人、OBや関係者)?
4.これまでにも何度となく質問や指摘をしている人、つまり常連の方?
もし、1項に該当する人であったならば、
彼(彼女)がどのような媒体や言葉を使って間違いを指摘し、それが受け入れられ2日後には、
「『三軍も帥を奪うべし、匹夫志を奪うべからず』の前半部分を勘違いしていた。」
というコラムを書かせることになったのであろうか?
敵、相手はガードの堅い三軍(新聞社という強大な組織体)であり容易に受け入れてくれるはずはあるまいに…、と私はそんな余計なことまで考えた。、
その匹夫(面識も知名度もない、一読者)が、間違いを指摘するために使用したメディア(媒体)は電話? メール?葉書? それとも封書であったか。
その指摘内容・文言はどのようなものであったか。
また、それを受け取って、2日後のコラムに前述の間違いを認める記事を書くに至ったプロセス(経緯)は?
それらを知りたい! と私は思った。
そのわけはこうである。
当該新聞社の調査員と称する女性が我が草屋を訪れたとき、彼女と交わした会話。
「新聞が濡れていたり、届かないということはありませんか?」と彼女が聞くので、
「1年間に4.、5回新聞が来ないことがありました」と私は答えた。
これに対する彼女の答えは、
「販売店に言っておきます」というものであった。
おっ、
これが、彼女の会社(新聞社)の考え・体質?
と訝った私は、
「うちに配達モレがあるということは、他所でもあると私は考えるのですがいかがです?」と聞き返した。
すると彼女は、
「社内で、毎月会議をしているので報告しておきます」ときた。
えっ、さっきの話と違う!
話が一歩前進した?と錯覚した私は、
「では、お聞きしたいのですが、毎月いくらの配達モレがあるかその数値を教えていただけません?」と聞くと、
「データーはありません」と彼女。
なにぃー!? と思いつつも、さらに、
「その会議の席ではどんな具体的対策、配達モレ防止策が決定したのですか?」と質問すると、彼女は「販売店に厳しく言う!」と。
おーおー、振り出し。
そんな非生産的な会話を交わした後で彼女曰く、
「当社がやっております、○○クラブに加盟しませんか?」
ときた、臆面もなく。
おぉー、ご立派!
このような三軍(新聞社)について、吉川博士のことばを拝借し、少し手を加えてこの記事をまとめるとすれば、
この地では最も強力なものの一つのように見えるとある新聞社。しかし、それは烏合の衆であるかましれないし、また烏合の衆でなくとも、単一の主体でない。
だから、何等の知名度も、面識もない一匹夫が、その間違いを指摘したとしても、その中心になっている「帥(すい)」、すなわち、一流の執筆者といわる人の手元に届くかどうか? 私には疑問である。
そんなわけで、その新聞社に届いた読者からの指摘内容と2日後のコラムに前述の間違いを認める記事を書くに至ったプロセスが知りたい! と私は思っただけであり、他意はない。
では、あなたにお聞きします。
いま、あなたが最も知りたい! と思うことはどんなことですか?
えっ、
年金問題ですかー。
今夜のTVでも放映が予定されていますね。
これについても、再び吉川博士のことばをお借りすれば、
厚労省はこの地上における最も強力なものの一つのように見える。しかし烏合の衆であることもあり、また烏合の衆でなくとも、単一の主体でない。だからその中心になっている「帥(すい)」、すなわち総大将に問題あり!?
言葉を変えれば、烏合の衆であるか、烏合の衆でないかはさておき、その役人(官僚)を支配している厚労相が悪い!となる?
えっ、ときの総理の資質が問題 !!!
なんですか~。
やれやれ。


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