方人(ひとをたくらぶ)
秋田は新緑の真っ盛り、一番良い季節です。
山菜もアイコ、シドケ、タラの芽に変わりワラビ、ゼンマイ、タケノコが旬になります。
来週は友達とタケノコを採りに行きます、
熊に襲われないよう気を付けて行きます。
来週中には宇都宮農園もトマト、キュウリを植える予定で忙しいです。
5月24日づけの「近況」と題したメールには、このような言葉とともに冒頭の画像他が添付されていました。
それらの画像を方(たくら)べ、今日の気分でこの画像を選択しました(笑)。
んんっ、
この表現方法、すなわち「たくらぶ」とは?
と思い、「方ぶ」ということばを「広辞苑」に求めてみた。
その結果は、次の通りであった(使用例は割愛)。
たくらぶ【た比ぶ・た較ぶ】《他下二》(タは接頭語)くらべる。比較する。
う~ん、残念!
「方ぶ」または、「た方ぶ」とは記載されていなかった。
さらに、同書にて、「ほう【方】」という文字を検索したが、そこにも「くらぶ」「くらべる」という意味は記載されていなかった。
「角川新字源」には、【方】ホウ かた 意味⑰くらべる(くらぶ)。「比較する」「比方」
とあったのに……。
そこで、この2冊を「方(たくら)ぶ」すなわち、比較するとどちらに軍配を挙げるか?と、聞けば、
「その問いはおかしい!」
「通常はそのような比較や論争はしないもの。」
「それぞれがそれぞれの特徴をもってつくられている(構成されている辞書なのだから」
という答えが返ってくる(多分。中にはその優劣を比較したがる人がいるかもしれないが。 笑)
しかし、これが対人物となれば、
・AさんとHさん、首相に相応しいのはどちら?
・「内の人」と「外(他所)の人」のどちらが優れているか?
・AさんとBさんのどちらが賢いか?
・CさんはDさんより勝れている?
・EさんはFさんに優る(勝る)とも劣らない?
・OさんとHさんの孰(いず)れか愈(まさ)れる?
となるのでは。
そして、その証拠、根拠、論拠は?
と聞かれれば、さてあなたは何と答えるのでしょうか。
丸い球の一部や一面だけを見たり、または自分に都合のよい面、自分に有利な面や、自分が得する部分のみにフォーカスするのでは?(意識的にしろ無意識のうちにも)。
あるいは(もしかして?)、誰かの影響、つまり、一般的には識者とか賢者と評される人、有名人や著名人といわれる人たちの言葉が、記憶のどこかにあり、そのような評価や判断を下してしまうのでは?
では、上司に、「部下はどのような基準で評価するの?」
と聞けば、
「好きか嫌いか」
「自分(上司)のためにどれだけ頑張ってくれたか」
という正直な答えが返ってくる(正直者の少数派の答え? 笑)。
中には、360度フィードバックがどうのこうのとか、
会社にいくら貢献したかを評価の基準にする、などと一見まともそうなことを仰る方もいる(かも?)。
仮にそのように公正な評価をしようとすると情報収集に多大な労力を要するし、そのような労苦を重ねてデーターを収集したとしても、最終的に人の手を介する評価システムである限り、
「好きか嫌いか、自分(評価者)のためにいくら貢献してくれたか?」ということになるのが現実ではあるまいか?(と私は経験・体験から思う)。
そして、仮に上司の判断1つで評価されたとしても、その対価としての報酬の差額は微々たるもの(と私は体験から考える)。
そこで、本来の目的(この現状を改善する1つの方法)として、モチベーション(動機づけ)アップやモラール(勤労意欲)向上のためのコミュニケーションのスキルとしての「承認する」ということが上司に必要なスキルの1つとして近年もてはやされるようになった。
この承認行為には客観的事実を相手に伝える方法と、主観的事実を「Iメッセージ」で伝えるという手法がある。
これは、比較や批評、よいとか悪いという評価や判断を加えずに、客観的、または主観的事実を伝えるのではあるが、比較・評価・判断好きの人?そんな環境で育った上司には、その良いところを認め、それをそのまま相手に伝えるという行為は、頭で考えると一見簡単そうではあるが、いざ、今日から実践!
となると案外難しいかも。
そこで、孔子は、
「賜(し)や賢(けん)なる哉(かな)。
夫(そ)れ我(わ)れは則(すなわ)ち暇(いとま)あらず。」
と、人物批評好きで、頭のよい子貢(賜)の事実のみを述べた?
と私は解釈したのですが……(笑)。
では、あなたにおうかがいします。
あなたは、いつ、誰に、どのような承認の言葉を伝えています?



コメント