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2010年4月22日 (木)

穆穆(ぼくぼく)

Photo 画像は秋田の友人からのプレゼントで
「保呂羽山霜月神楽」の1場面です。

 さて、ここで問題です。

上記の「」内の字句(保呂羽山霜月神楽)は
何と読むのでしょう?

ということで、早速、ネットで検索してスッキリ!

「ほろわさん(の)しもつきかぐら」
とありました。

 おっ、ならば、
先週の悩みの種、不眠の元も(詳しくはこちら「穆穆」解説ページを)!?

 そこで早速、検索エンジンにて「三桓」と入力して、
「孟孫氏=仲孫氏」 という結果を得た。

 今夜はぐっすり眠れそう~(笑)。

 また、タイトルの「穆穆ぼくぼく」とは、

・「にこやか」なさま(吉川幸次郎博士(著) 朝日文庫)
・①態度のうるわしいさま。②うやうやしいさま(角川新字源)

この2つ意味のどちらがより相応しいかについても、同様にネットで検索した。すると、

「穆穆文王。於、緝煕敬止(穆穆ぼくぼくたる文王ぶんのう、於あぁ、緝煕しゅうきにして敬けいして止とどまる。」

という一節が、『大学』の「伝第三章」 第三節 に記載されていることを知った。

 早速、手元にある2冊の本を見て、「穆穆ぼくぼく」の意味について次の結果を得た。

・深遠の貌かたち。 『四書講義 大学・中庸』 宇野哲人(著) 
・徳が深遠なことの形容。 『大学・中庸』 島田虔次(著)

 う~ん、
「深遠」とは、奥が深い~~(笑)

 そこで、2つの事例を!

 「明日はわしの誕生日や!」
「あんた、明日暇なら、うち(自宅)へ来んか?」
という上司のYさんからの働きかけ(誘い)に乗ったOさん、

翌日の日曜日に酒の肴を携え、Yさん宅に出向いた。

 そこには7、8名の同僚が杯を酌み交わしながら談笑をしていた。

 また、招待者のYさんはといえば、
穆穆然ぼくぼくぜんとした貌かお、つまり、にこやかではあるもの、上司としての威厳や奥遠さなどとは無縁の感じ(と思われる様子)で、床の間を背に座していた。

 そしてその本性は、酔余の遊戯(麻雀)中に露呈した。

 それは、「おー、やっぱりな!」
と思われる(感じられる)言動であり、日頃から軽視されている、すなわち敬愛されていないと思われる正体を場にさらした。

 一方、Yさんの上司であり、Oさんの上司でもある人(Tさん)から、

「例年、わしの誕生日には様々な人々が祝いに駆けつけてくれる。」
「もし、あんたも都合がつくようなら、1度、わしの自宅を覗きに来てみないか。」
「夕方5時ごろから夜の10時頃までやりよる(開催している)から、あんたの好きなとき、都合のいいときに来ればいい。」

という誘いを受けたOさんは入社10年目にして、始めてTさんの自宅を訪れた。

 そこでOさんが目にしたものは、Oさんの同僚・先輩・上司を始め、Oさんにとっては初めて見る顔の人びと数人が、和やかに杯を酌み交わしながら談笑している光景であった。

 そして、くだんのTさんはといえば、穆穆ぼくぼくと、すなわち、奥ゆかしく、にこやかにその輪の中に座していた。

 この2つの光景(場面)を目撃(体験)したOさんは、

穆穆ぼくぼくとは、「にこやか」な中にも
「奥ゆかしさ」、つまり「深遠なさま」のある容貌(顔かたち)を形容する言葉なんや!
と気づいた(感じた)。

 しかし、その後がいけなかった。

 Yさんが部下を招いて誕生会を実施していることを知ったTさんは、

「あいつ、わしのマネをして、自分の誕生日に社員を集めてご機嫌(人気)取りをしている!」
「困ったもんやー…。」

と、Oさんを前にしてつぶやいた。

 この部下であるYさんの言動を非難(批判)することばを直接Tさんから耳にしたOさん、その心境は……(複雑であった)。

 そこで、あなたにお伺いします。

 あなたが敬愛していた人に、がっかりした(魅力を感じなくなった)一言、それは誰のどんな言葉でした?

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