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2011年2月18日 (金)

「法語之言vs巽与之言」解説ページ

2011020805jyuhyoh 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 その秋田の友人からメールが届いた。
「こちらは梅も桜も4月下旬に、一緒に咲きます」と。

 アッちゃ~(笑)

 実は、彼から届いたメールの文面は、
「桜や梅の花が咲く春が待ち遠しいです。」
となっていた。

 それを私が勝手に、
「梅の花が咲く」3月、「桜の花が咲く」4月、つまり、「春が待ち遠しいです。」
と改ざんした。

 そんな記事の下書きを書いた後、
「これで今夜投稿するけどかまん(構わない)?」
「許可してぇー!」
と私は、彼宛にメールを入れた。

 そして翌朝、
彼から届いた返事が、冒頭の1行であった…(大汗;)。

 駟も舌に及ばず!

1度口から出た言葉は、たとえ4頭だての馬車で追っかけても、追いつかない!

 なのに!
彼は、「文章のできばえには感銘します。」
と、私が喜びそうなコメントを書き込んでくれた。

 それも、私の間違いと愚かさを公表せずに!
である。

 この彼の言葉が、仮に「巽与之言そんよのげん」であるとすれば、
私の言葉は、妄語もうご(でまかせなことば)、妄言もうげん(でたらめなことば)
いや、「蒙昧もうまいの言」、つまり愚昧ぐまい(おろかでくらい)、無知な言葉(記事)であった…。

 そこで、反省の意味もかねて、言葉に関する一章を!
と決意した(次第である)。

 早速、『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫の「子罕しかん第九」からの引用を主にお届けします。

 まずは、訓読です。

わく、
法語ほうごの言げんは、能く従したごう無からん乎
れを改あらたむるを貴とうとしと為す。
巽与そんよの言げんは、能く説よろこぶ無からん乎
れを繹たずぬるを貴とうとしと為す。
よろこんで繹たずねず。従したごうて改あらためざれば、
れ之れを如何いかんともする末きのみ。

 次に、その現代役です。

孔子が言った。
道理に適った言葉(忠告)には、誰でも従う。
しかしその言葉に従って、改めることが大切である
へりくだって慎み深くいう言葉は、喜んで受け入れるべきである。
喜んで受け入れて、その意味をよく考え、味わうことが大切である。
ただ喜ぶだけで、考えようとしない。また盲従するだけで改めようとしない。
私は、そんな人にはグリコ!(お手上げである)。

 続いて、吉川博士の解説の一部です。

・「法語の言」とは、具体的にはよく分からないが、権威ある教訓のことにはちがいない。
それらは権威ある言葉であるから、「能く従う無からんや」、誰だって服従する気持ちになる。

しかしただ服従するだけでは何にもならないのであって、それによって自己を改革することが、大切なのである。

・巽与そんよの言」というのも、いま一つ明らかでなく、徂徠などは、「未詳」とつっぱなしているが、古注の馬融の説によれば、「恭遜謹敬の言」であり、おだやかな、きびしくない言葉である

それは「能く説よろこぶ無からんや」、説は悦と同じであり、だれでもそれを聞くと、うれしくならずにはおれない。

しかしうれしがるだけではいけないのであって、それを玩味することが、大切である。

うれしがるだけで玩味せず、服従する気になるだけで改革しない、というのは「吾れ之れを如何ともする末きのみ」、処置なし、手のつけようがない。

・「末」は「無」と同子音であり、意味も「無」と同じである。

 う~ん、
まさしく私は、「論語読みの論語知らず」!
である。

なんとなれば、先の「駟不及舌(駟も舌に及ばず)」という言葉は、
論語の「顔淵第十二」の一節である。

 そんな反省の弁も、また「法語之言」も「巽与之言」も
どこ吹く風!?

いつもどおり、「角川新字源」にてタイトルの語句を検索してみることに…(笑)。

【法語】ほうご [一]正しい道を説いて忠告することば。〔論・子罕〕「法語之言、能無従乎」
[二]《仏》仏法の訓話。

【巽与之言】そんよのげん へりくだってうやうやしく、つつしみ深く人にさからわないことば。〔論・子罕〕

 んんっ?
この「角川新字源」の「法語之言」の意味はまだしも、
「巽与之言」の意味の方が…。

吉川博士がおっしゃる「おだやかな、きびしくない言葉」には、
相手のためを思って、優しく穏やかに諭す忠告の意味合いや、
相手のためを考えたFB(フィードバック)のニュアンス(意味合い)が読み取れる!

と思う(考える・感じる)のは私だけ!
でしょうか…?

 さらに、あなたにお伺いします。

あなたは誰のどんな言葉なら、喜んで受け入れることができます?

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コメント

規則、法律は誰でも従う、守るのが当たり前、でも規則、法律は時代と共に変える事も必要です。
家族でも決まりを作り守り、また変えては進歩をし仲良く過ごしましょう。

繁ちゃん、
コメントありがとう~♪

はい、ルールや約束は守るのが当たり前!
ですね。

んっ? 「ルールや約束は破るためにある!」
という人もいませんでした?
誰とは言いませんが…(笑)

また、「仲良きことはいいこと」という言葉も聞きましたね。
「苟日新。日日新。又日新」という進歩するための言葉も。

その中でも、極めつけは、「大志・大労・大和」ですね!

大きな夢を持って、知恵を出し、汗を出して、周囲を巻き込み、一丸となって、夢(目標)・ミッション(使命)を実現する!

いずれも、いい言葉で、多くの人々は「よぉ~っし」とその気になるのですねー。

ところが、これらの言葉を実践して(自己変革に取り組み)、夢を叶える人は「3%」が現状ですね。

その3%の中の一人があなた、繁ちゃん!
ですね。

実践の「コツ」教えて~(笑)

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