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2011年9月 6日 (火)

「老者」解説ページ

11071703 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 さて、突然で恐縮ですが、老者とは?

この問いかけに対して、
あなたはどのように答えるのでしょう?

 えっ、あまりにも間口の広い質問、つまり自由度の高い
オープン・クエスチョンにつき答えづらい!?

 はい、おっしゃるとおり!(笑)

老者」とは? という問いかけに対して
あなたはどのような説明(定義)をするのですか?
自由にお考え(お答え)ください、

という自由度の高い質問ですから、賢明な(隙を見せたくない?)
あなたにとっては、難しすぎる質問かもしれませんねぇー(笑)。

 参考までに、『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫の「公冶長篇こうやちょうへん第26章には、「老者」という熟語がどのように使われているかといえば…。

 ますは、訓読(同書からの引用)です。

子路しろわく、
ねがわくは子の志こころざしを聞かん。
わく、
老者ろうしゃは之れに安やすんじ、
朋友ほうゆうは之れを信しんじ、
少者しょうしゃは之れに懐なつく。

 次に、その現代訳(同書他を参考にした筆者の解釈)です。

子路が言った。
「どうか先生の理想をお聞かせください」と。
孔子の答え。
「年寄りには安心され、
友達には信じられ、
若い者には慕われることだよ」。

 参考までに、吉川博士の解説(同署からの引用)を以下に。

子路が口をはさんだ。「願わくは子の志を聞かん」、先生の理想をお聞かせください。
 
孔子はいった。老人からは、安心してよりかかられ、朋友からは信頼され、わかものからはしたいよられる。そういうふうにありたい。

 おっ、「老者」とは、
特定の誰かに、安心してよりかかる存在!?(笑)

 なのに! つい先ほど退陣した為政者(宰相。首相)に、
安心して寄りかかった老者が何人いた…?

 では自称、泥鰌どじょう宰相に寄りかかる老者は?

 んんっ、脇道に逸れた!?

論語為政者、すなわち政治に携わる者に対する
格言、至言が豊富に記載(収録)された遺物(書物)!

とはいえども、このブログ記事は為政者を揶揄やゆしたり、
政治についてとやかく言うのが本旨ではない。

私〈筆者。老者? 笑〉の「気づきと体験あれこれ」なのである。

 そこで本道に帰り、
老者」の意味を『角川新字源』にて検索してみれば、

あれっ、記載されていない!

う~ん、困ったぁ~

 では、ではと、この章(3分割した最後のひとくだり)を、
音読にて上か順に語句を検索してみるも、グリコ!

つまりお手上げ!
角川新字源』にはその記載が見当たらない!

 そこで次の手、『広辞苑』を見てみることに…。

ろうしゃ【老者】としより。老人。ろうさ。

 んっ? 明確な規定(基準)が示されてない!

つまり、「前期高齢者以上をいう」とも、
また「後期高齢者以上をさす」、などという
年齢についての区分け(基準。定義)が表示されていない!

ということは老者とは、年齢制限なし!?

たとえ、65歳であれ、75歳を過ぎた人であっても、
自らが「老人。としより」と思わなければ、老者ではない!?

 ちなみに、反対語の「少者」とは? 
と、同書にて検索した結果は次の通り。

しょうしゃ【少者】年のわかいもの。こども(『広辞苑』)

う~ん、こちらも年齢についての詳細(記載)がない。

 んんっ?
老・壮・少」についての記事を、私は書いた記憶がある!

それによれば、
「及其老也(其の老ゆるに及およびてや)、
血気既衰(血気けっきすでに衰おとろう)。
戒之在得(之れを戒いましむること得るに在り)」。
詳しくはこちら(「三戒」解説ページ)をご覧ください。 
 
 おっ、老者とは、
行動の変容に苦痛を感じて、消極的になり、貪欲になる人!?

 では、あらためてお伺いします。

あなたが「老者」と考えるのはどんな人です?

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