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2012年1月27日 (金)

「苗而不秀」解説ページ

1112312 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 その彼から、「この10日間、秋田は猛吹雪。
気温も真冬日と、地獄のような毎日!
ついては、雪かきの応援を頼む!」
というメッセージが…。

 また、彼は年末に、10日間ほど検査入院をしていたと。
そして年明けの中旬頃に、彼は再び入院、手術をすると…。

 手術は無事成功した!
と、私は確信しているものの…。

 ちなみに、その彼は立派な苗に育ち、
花も、また実もつけた!

つまり、彼は一流の社会人・企業人としての努力を重ねて
成功をおさめた。

その証拠に、彼は日本国民の象徴である天皇陛下より
多くの子どもを立派な社会人という苗に育てあげた。

 しかし、その彼には、「苗而不秀(苗にして秀でず)」、
つまり、花も実もつけず、あわや!?
という一時期があった。

が、彼は天の命を信じて、その危難を乗り越えパワーアップした、
その彼が、それから20数年後に再び入院するとは…。

 そこで今日は、彼(秋田の友人)とは無関係な話、
「苗而不秀(苗にして秀でず)」という一章を。

 早速、『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫の
「子罕しかん第九」 第22章からの引用を主にはじまり、はじまり~♪

 まずは、訓読です。

わく、
なえにして秀ひいでざる者ものり。
ひいでて実みのらざる者もの

 次に、その現代訳です。

孔子が言った(先生の言葉である)。
「苗になっても花が咲かないものもあるね。
また花は咲いても実がつかないものもあるねぇー」と。

 続いて、吉川博士の解説です。

・せっかく苗として植えられながら、穂を出さずじまいのものも、なるほど、この世の中にはある。また、せっかく穂を出しながら、実をつけずに、枯れ死ぬものも、なるほどある。

・古注に引く孔安国は、はっきりいわないが、新注その他のおおむねの注釈は、やはり顔淵の夭折をいたんでの言葉とする。

ただし、新注の鄭注は、「苗にして秀でざる」方は、七歳で孔子の師となった項託こうたく、「秀でて実らざる」方が、顔回だという。

・「有矣夫」の三字は、はげしい感動をあらわす言葉つきであって、「有るかな」と呼んでも、よいであろう。

 ちなみに、この一章が吉川博士のおっしゃる顔淵、すなわち顔回の夭折をいたんでのメタファ(隠喩)であるか否か!?

『角川新字源』にて確認することに…。
その結果は、以下の通り。

【苗而不秀】なえにしてひいでず なえになるが花がつかない。年が若くて死ぬたとえ。一説に、学問に志して、成就しないたとえ。〔論・子罕〕「苗而不秀者有矣夫、秀而不実者有矣夫」

 う~ん、残念!
同書には、吉川博士がおっしゃる言葉までは記されてはいない。

 ちなみに、『論語』 岩波文庫 金谷治(訳注)を見てみると、
顔淵や顔回という文字は、残念ながら確認できなかったものの、
「〔努力が第一だ。〕」という括弧書きが。

 たしかに!

冒頭の彼も、また多くの成功者といわれる人々にも共通するもの、
それが「努力」の二文字であり、古今東西を問わず、
努力なくしては、苗になることも、また花も実もつけることなど
望むべくもないのではあるが…。

 そこで、あなたにお伺いします。

 あなたの周りの人々で、「苗而不秀(苗にして秀でず)」、
つまり、才能がありながら、「惜しい!」と思う人を2人
思い出してみてください。

 いかがでしたか。
彼(彼女)たちに足りないものは…?

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コメント

花が咲かなかったり、実を付けなかったり。
人生と同じですね。
でも花が咲くように、実が成るように人は努力次第で変われます。
自分の人生は自分で決めるしかありません。
最後に笑える人が成功した人と思います。
後十年笑って過ごしましょう。

繁ちゃん、
コメントありがとう~♪

そして、退院おめでとう~(^^♪

「自分の人生は自分で決める!」
おっしゃるとおり!

ちなみに、「人生は自分の考えた(思った)通りになる!」
のでしたねぇー。

ですから、いまから10年後には、、「いい人生だった~(^^♪」
と、笑って死ねる準備をしておく必要があるのでしたねぇ~。

そしてまた、「おまえと一緒で、よかった!」
と10年後には笑って言える(死ねる)ように~♪

決して、「おまえとでも、一緒でよかった…。」などと
間違っても言わないようにする準備も必要でしたね(^^♪

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