リンク集

« 傷人乎(ひとをそこないたりや) | トップページ | 三思(さんし) »

2013年3月 2日 (土)

「三思」解説ページ

1302073 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 「こんなもんは、40分もあれば書ける!」
とおっしゃるYさん。

その内容はといえば、自らの思いや考え・意見などを
1,000字ぐらいにまとめてタイピングするのであるが…。

 ちなみに、40分を1,000字で割れば、
その値は2.4〔秒/字〕。

すなわち、Yさんは1字あたり2.4秒のスピードで
タイピングする計算になるのであるが…。

 Yさんは頭が指を動かし、指が頭を刺激する!
その相乗効果によって、ほぼノンストップで、
A4用紙の原稿に1,000字を植字するのであろうか…?

 そのスピードが速いか否かは、
とりあえず、横においといてぇー、

先ずは、『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫からの引用を主に始まる以下の一章(公冶長こうやちょう第五 第20章)を見てみることに~(^。^)

 最初は、訓読です。

季文子きぶんし、三たび思おもうて
しかる後のちに行おこのう。
、之れを聞きて曰わく、
ふたたびせば斯れ可なり。

 次に、その現代訳です。

魯の国の家老であった季文子は、3度考えて、
それから後に、行動を起こした。
孔子がこの話を伝え聞いて言った。
「3度は多すぎる。2度考えて行えばいい」と。

 続いて、吉川博士の解説の一部です。

・季文子きぶんしとは、魯の国の家老であり、字あざなでいえば季孫行父きそんこうほである。

この人物は慎重をもって聞こえたらしく、「春秋」にその外交活動のはじめとして記載する晋国への出使のとき、晋の君主が病気であると聞くと、早手廻しに、会葬の用意をもととのえて出発した。

それがすなわち、「三たび思うて而る後に行う」例であると、朱子の新注にはいう。

つまり慎重すぎる人物であったため、何ごとを行動するにも、三度考えてから行動した。

・孔子はその話を聞くと、三度は多すぎる、二度考慮すればそれでよい、と批評したというのが、やはり朱子の新注の説である。

・古注に引く鄭玄じょうげんの説では、季文子ほどの賢者ならば、二度考えれば充分であったろうに、三度とはまた、ていねいなことであったと、いったのだとする。

それならば季文子の「三思」は、より多く是認されたことになる。

 う~ん、
三度が多すぎるのか、
それとも、丁寧なのか…?

とりあえず、『角川新字源』を見てみることに…。

【三思】さんし ①三度思う。慎重に考える。朱子は、考え過ぎてかえってまどう意に解する。〔論・公冶長〕

②幼児には成長してからのことを思って学び、老いては死後のことを思って人々に教え、富んでいるときには困窮するときのことを思って人にほどこす。〔荀・法行〕

 んっ、
鉛筆ころがしは1度でよい!
と私は聞いた記憶が…。

そのわけは、自らの直感を信じよ!
というのであるが…。

 また、「易」には次のような言葉が。

「初筮しょぜいは告ぐ、再三すれば瀆けがる」(「蒙もう」卦 彖伝たんでん
すなわち、「占筮せんぜい(うらない)は1度に限る!」と…。

 それで、冒頭のYさんは1度の草稿のみで、
「よし」とするのであろうか…?

そして、その草稿を書きあげる時間が
40分間なのであろうか…。

 あるいは、Yさんは1秒間に2文字をタイピングして、
残りの時間、つまり30分以上の時間を
校正に充てているのであろうか…?

だとすれば、「三思さんし」、
すなわち、Yさんには3度思う余裕・時間が
残されている計算になるのではあるが…。

それともYさんは、「3度は多すぎる」と考えて
2度で原稿を仕上げるのであろうか…?

 ちなみに、私は!
というお話は、またの機会にて~(^。^)

 では、あなたにお伺いします。

あなたは、次のどのタイプなのでしょう…?

・三思さんし(三度思う)、すなわち、慎重派
・何事も1度で済ます自信派
・「3度は多すぎる。2度でいい」という孔子派

さ~て、あなたはどのタイプ!?

« 傷人乎(ひとをそこないたりや) | トップページ | 三思(さんし) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「三思」解説ページ:

« 傷人乎(ひとをそこないたりや) | トップページ | 三思(さんし) »

2024年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ