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2013年6月 8日 (土)

「怪力乱神(かいりきらんしん)」解説ページ

1305164 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 「昨夜、枕元に親父が立って、
『お前、やめとけ!』と言うので、
今回の話は、やめ、中止する!」
とおっしゃるTさん。

 えっ、
この件については、
「みなさんの思いや考えを聞きたいので、

製品に対する評価や判断、ならびに、それらを含めての、
今後の展開を記した企画書を提出せよ!」と言うので…、

寝ずに、作文をしてきたのに…。 

親父が夢枕に立って、
「やめとけと言った」の一言で…?

などという怪しげな話は、
ひとまず棚上げにしてぇー…(^_^;)。

 まずは、『論語』 吉川幸次郎(著) 中国古典選3 朝日文庫からの引用を主に始まる以下の述而じゅつじ第七 第20章を
とくとご覧あれぇ~♪

 最初は、訓読です。


怪力乱神かいりきらんしん
かたらず。

 次に、その現代訳です。

先生(孔子)は、
以下の4つのことを語らなかった。

・怪(怪異)
・力(腕力)
・乱(背徳)
・神(神秘)

 続いて、吉川博士の解説の一部です。

・孔子の思想が、
異常な、超自然な事柄に対する興味を、
他のおおむねの宗教が、示すようには示さず、
むしろそれを抑制したことを示す、
有名な一条である。

・怪力乱神の四字は、
怪力の二字で道理に外れた力、
乱神の二字で正しからぬ神、と読む一説も、

たとえば皇侃おうがんの「義疏ぎそ」には、
しんの李充りじゅうの説として見え、

また新注の鄭玄じょうげん注の説もそうであるが、
それらはむしろ、普通の説ではない。

普通の説は、
怪、力、乱、神、それぞれ一つのことであり、
あわせて四つのこととする。

通説の代表として、古注に引く王粛おうしゅくは、
「怪とは怪異なり」一ぱんに不可思議なこと、
「力とは奡ごうの舟を盪ゆるがし、烏獲うかくの千鈞せんきんを挙ぐるが若ごときの属を謂う」、

前者は、千鈞せんきんの鼎かなえを挙げたという烏獲うかくとともに、伝説中の腕力のつよい人物である。

また、「乱とは、臣の君を弑しいし、子の父を弑しいするを謂う」、つまり無秩序。

「神とは鬼神の事を謂う」。

そうしてそれらを語らなかった理由を説明して、
「或いは教化に益無く、或いは言うに忍びざる所なればなり」という。

それは新注に謝良佐しゃりょうさを引いて、
「聖人は常を語りて怪を語らず、
徳を語りて力を語らず、治を語りて乱を語らず、
人を語りて神を語らず」というのとともに、
この条の意味を、正しく説いたものといえる。

・この条は、一般に儒学が、あるいは特に宋以後の
儒学が、自らの立場として、無神論を主張する場合に、いつも引用される言葉である。

<以下割愛>

 う~ん、
孔子は「怪力乱神を語らなかった」
といのであるが…。

 冒頭のTさんは
「怪力乱神」を好んだ!?

平たく言えば、Tさんは権力や腕力を好み、
また下剋上を好んだ。

 それが証拠に?
Tさんは強いものには、とにかく弱く、
弱いものには、めっぽう強い男であった。

 また、Tさんは努めて、
自らの権力を誇示しようとした。

それも虎の威を借りて!

ということは…、
少なくとも、Tさんは聖人ではなかった!

 そのTさんが、自ら言い出した前言を翻すのに、
必要だったもの、

それが、「やめとけ」という亡父の一言!
それを演出(創作)する必要があったのかもしれない…。

 ちなみに、「怪力」は、「かいりき」か「かいりょく」か?
と『角川新字源』を見ると以下のように。

【怪力】かいりょく/かいりき ①すぐれて強い力。
②怪異と勇力。

【怪力乱神】かいりょくらんしん 怪は奇怪不思議なこと、
力は勇力・腕力、乱は道のみだれ、
神は神秘的なこと。
孔子はこの四つのことを口にしなかった。 
〔論・述而〕「子不語怪力乱神」

 では、あなたにお伺いします。
あなたは最近、どんな不思議な夢を見ました?

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