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2013年10月20日 (日)

小過(しょうか)

1310201

 画像は秋田の友人からのプレゼントです。

 「アカなんやけどぉ…」と言いながら、
Mさんは私に近づいてくる。

それも、Mさんが責任者をつとめる子会社の
決算日が近づき、かつ、私が少しゆとりのある
態度や表情をしているときに限って、
Mさんは私を訪ねてくる。

どうやら、Mさんは決算日が近づいても、
私が不機嫌そうな顔や忙しそうにしているときは
声もかけずに帰っていくようであった…。

 「アカ?」
と私は一旦、Mさんの言葉を受け入れて、

「アカと言われてもなぁ…」と
返す。

 すると、Mさんは次のようにおっしゃる。

「子会社を泣かせて、
本社が利益を出すというのは
いかがなものかと…」。

 「あっ、そう。
本社は黒字なん?

私は決算書を見る立場にないから
知らんけど…。」と私は返す。

 すると、Mさんは以下のように。

「ワシの立場も考えてなぁー。
またワシは社長に怒られるがなぁー」
と、今度は泣き落とし戦術で迫る。

 「そう言われてもなぁ…。
私には決算書の数字を操作する権限も、
また能力もないので…」と私は返す。

 すると、Mさんは次のような
脅迫まがいの言葉を発する。

「ワシ、知っとるでぇー。
あんたと社長が2人で数字を転がして、
決算書の操作をしていることをな」と。

 「あっ、そう。
Mさんのように、私も数字に明るかったらええんやけど…。

なんせ私は工業高校出なもんで、数字に疎いから…。」
と私は応える。

 すると、Mさんは
「また、またそんな事を言うて、逃げる。
すべて、お見通しのくせに!」とおっしゃる。

 Mさんのおっしゃる通り!

私はMさんが責任者をつとめる子会社が
少しだけ利益を出せるような体質を考慮して、
発注金額を決めている。

したがって、本社が黒字の場合は、
Mさんが責任者をつとめる子会社も
黒字になるはずであるのだが…。

 Mさんが責任者をつとめる子会社が
赤字になる要因として、以下の2つが考えられる。

・過大な設備投資をした。
・受注金額よりも高い金額で外注先に発注した。

 後日、Mさん自らが、
私に語ったところによれば…。

「実は、ここだけの話。
ワシ、K社にムリばかり言うてるから
受注金額よりも高い金額で発注していたんよ」と。

 また、Mさんは以下のような
内緒の話も私に。

「『ワシはそんなセコイ人間やない!
Y君が指摘したようなことなど、
ワシは一切しとらせんがやっ!』

と、ワシはみんなの前で大見得を切ったけど、
あれっ、実はY君の言う通り、本当なんよ」と…。

 これら、ここだけの話を
社内に潜んでいた魑魅魍魎ちみもうりょうどもが知ることとなった。

すると、彼ら様々な化け物たちは、
徒党を組んで、Mさんの排斥を画策し始めた。

 20数年間にわたり、Mさんの小過しょうかを赦ゆるして、
否、見て見ぬ振りをしていたオーナー社長のTさんも

この魑魅魍魎ちみもうりょうどもの声と行動に加えて、
自らの寄る年波にも抗し切れず、
ついに、魑魅魍魎ちみもうりょうどもの思い通りの
結果になったのであった…。

 では、あなたにお伺いします。

あなたのここだけの話、つまり、あなたが犯した小さな過あやまち、
ゆるされるとお考えの小過しょうかには、どのようなものがあります?

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